ここのサーバーでは、さくらのVPSを利用して稼働しておりますが、先月末に、さくらインターネットのサービスにて、「さくらのVPS サーバ監視(β)」の提供が開始されましたので、早速、設定してみました。
詳細なご利用方法につきましては「さくらのVPS サーバ監視(β)の利用方法」を参照していただいた方が早いかと思いますので、ここでは割愛させていただきます。
サーバ監視はどのように行われるのか?
契約しているさくらのVPS(対象のサーバー)をネットワーク疎通監視(ping)を利用し、設定した監視間隔でpingの疎通チェックを行い、ダウン検知時、及びダウンからの復旧後にメールやSlackへ通知されます。
設定方法
- さくらのVPSのコントロールパネルへログイン
- 左タブから「サーバ監視(β)」をクリック
- 右上の「追加」ボタンをクリック
- サーバ選択で監視対象のサーバーを選択
- 名前は任意でOK
- チェック間隔を設定
- 通知先にチェックが入っていることを確認して、「追加」ボタンを押す
設定が完了すると、下記のような項目となります。
注意点
- チェック間隔は、最小1分にすると負荷もかかりますし、ログも肥大化する可能性があります。
ここのサーバの場合、それほどダウンしても影響が少ないので60分に設定してありますが、死活問題になるほど、重要なサーバでしたら、短めに設定しておいたほうが良いでしょう。
また、システム再起動を繰り返すような不具合に遭遇すると、チェック間隔を短めにした場合、頻繁に通知されることになるので注意ですね - サーバ側でPingを受け入れていることを確認
サーバセキュリティを高くするとFirewallなどの制限により、Ping応答を拒否してしまう可能性があるので、クライアント側で監視対象のサーバへPingで応答があるかを確認したほうが良いでしょう。
もし、Pingにて応答がなければ、Firewallでブロックされていると推定されるので、Firewallの設定を確認し、ブロックされていたら通してあげましょう
今までは、サーバがダウンした際は、外部の監視サーバーを利用したり、他のPCから確認する必要がありましたが、さくらインターネット側で無料にてサービスを利用できるので、利用したほうが便利です。
通知に、Slackが対応してあるところが、なかなか良いですね!
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