ScientificLinux 6(SL6)を使い始め、初期の段階でパッケージの追加を行う際に、rpmforgeやepelは、そのままyumを利用して導入できるのですが、remiパッケージは今の所、手動にて組み込まなくてはならないようです。
ただ、remiは既にRedHat 6系もサポートしているようなので、比較的安心して利用できるかと思います。
CentOSやFedoraなどでは、導入に関して問題ないかもしれませんが、SL6では、少し躓いたので、メモを残しておきます。
SL6でremiパッケージ導入作業
GPG鍵をインポート
# rpm --import https://rpms.famillecollet.com/RPM-GPG-KEY-remi
remiパッケージをインストール
# wget https://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm # rpm -ivh !*
このままの状態で、remiを利用しようとすると接続出来ないエラー
# yum --enablerepo=remi update Loaded plugins: fastestmirror, refresh-packagekit Loading mirror speeds from cached hostfile * sl: ftp.kddilabs.jp * sl-security: ftp.kddilabs.jp : [Errno 14] HTTP Error 404 : Trying other mirror. Error: Cannot retrieve repository metadata (repomd.xml) for repository: remi. Please verify its path and try again
一方、Scientific Linux側でバージョンを見てみると
$ lsb_release -a LSB Version: :core-4.0-amd64:core-4.0-noarch:graphics-4.0-amd64:graphics-4.0-noarch:printing-4.0-amd64:printing-4.0-noarch Distributor ID: Scientific Description: Scientific Linux release 6.0 (Santiago Carbon) Release: 6.0 Codename: SantiagoCarbon
どうやら、remi.repoの$releaserverとSL6のバージョンが合ってないのが原因のようです。
なので、とりあえず、/etc/yum.repo.d/remi.repo内の
$releseverを6に置き換えて対処しました。
(これだとSL6のバージョンが上がった場合、手動で設定しなくてはならないので、もっとスマートな方法があるかもしれません)
現段階では、remiからパッケージ導入できれば良いので、ヨシとしよう!
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