前記のいい天気から、風邪をこじらせ、しばらく更新が滞ってました。
先週まで、職場ではUbuntu 9.04を使ってて、ようやく10.04にアップグレードしたわけですが、9.04の時には、使えずにいた(弄れば使えた?)ScanSnapを使ってみたのでメモっておきます。
環境: Ubuntu 10.04 LTS+ ScanSnapS1500M
UbuntuでScanSnapを使用するには、xsane,scanimageを利用してスキャニングしますが、Ubuntu10.04では既に関連ソフトウェアは導入されているようです。
また、/etc/sane.d/fujitsu.conf を見ると、S1500も対象機器に入っているようです。
- まず、ScanSnapをPCへUSB接続
- ScanSnap電源オン (ふたを開ける)
- lsusbで確認
# lsusb
Bus 001 Device 005: ID 04c5:11a2 Fujitsu, Ltd (この行があればOK) - scanimage -Lで確認
#scanimage -L
device `fujitsu:ScanSnap S1500:3229′ is a FUJITSU ScanSnap S1500 scanner - Xsane Image Scanner 起動
GUIにて、アプリケーション–>グラフィック–>Xsane Image Scanner
これで、ScanSnapから取り込みが可能となります。
でも、今回の作業に当たって、4. scanimageで不具合がおきました。
3. lsusbの確認までは行ったのですが、Xsane Image Scannerを立ち上げても、すぐに立ち下がり落ちてしまいました。
不具合が起きていたときのscanimage -L では、
$ scanimage -L ........... .......... 0036b000-0036c000 rw-p 0000f000 08:01 293885 /usr/lib/sane/libsane-hp4200.so.1.0.20 Aborted
どうやら、ライブラリの読み込みに失敗しているようなので、
/etc/sane.d/dll.confを下記の1行のみに書き換えてみました。
# cat /etc/sane.d/dll.conf fujitsu
saneで利用するのは、今回のScanSnapだけで良いので、私の場合は、これだけで良いのですが、必要な方は、追記しておいてくださいね。
再度、scanimage -L で確認してみると、無事にScanSnapを認識し、無事にXsane Image Scannerも立ち上がりました。
後は、スキャナのタイプをADF duplexに指定したり、スキャン枚数を”2″に設定して、両面読み取りを可能にしておけば、Ubuntuでも十分使えるようになりました。
追記: S500でも動作確認出来ました。
コメント