週末に買ってきたPENTAX用レンズ Takumar 50mm F1.4が、カビが結構付着していて、今までだったら諦めていたのですが、分解してカビ取りする記事がネット上に沢山、載せられているので、初挑戦です。
今となっては、分解作業を説明するまでもないので、ここでは割愛し、沢山情報がある中で、下記のリンク先を参照しながら、作業を行いました。
- レンズ分解整備:Takumar 1.4/50mm編
- 不思議と縁のあるTakumar 135mm
ただ、飾りリングの銘板を外すのには、かなりハマりました。
ネット上では、簡単に外せると書いてあるのですが、真空部品のOリングの廃材を使って、回してもビクともしないので、諦めて、定番?の椅子足用キャップ(オープナー)38mmをダイソーで買ってきました。
早速、そのオープナーを使う前に、滑りを良くするために、CRC-3-36を塗布し、いざ回してみたが、ウンともスンとも言わず、回る気配すらない。
ここまで来ると、相当固着しているか、円が歪んでいるのではないかと疑ってしまい、断念しそうになった。
もう、分解は諦めかけてた時に、助け舟となった「ジャンクレンズのつぼ」記事に遭遇。
ダメもとで試してみたら、呆気無く、回ったではないですか。 感謝!
後は、ひたすらネジを回したり、 レンズを外して清掃です。
必要な工具・部品等は、カニ目回しやカビキラー、レンズクリーナーなのですが、必要なものが周りにないので、
- カニ目回しに使わなくなった古いノギスを代用
- カビキラーの代わりに、マジックリン(カビがとれれば良いので)
- レンズクリーナーの代わりにエタノールで代用
作業時間は、実質1時間ってところでしょうかね。 すっかりカビは取れてレンズが綺麗になりましたよ。
(撮影時に、少しホコリが付いてしまいましたけど・・)
ただ、分解に関して、注意する点として、
- ネジはキッチり合うもので作業し、ナメないように注意して回す
- カニ目を使って外す場合には、溝が浅いく、レンズを傷つけやすいので、予めレンズ自体にガムテープか布を詰めておくと良いかも。
カニ目で引っ掛ける二つの溝は、引っ掛けるだけにして、カニ目回しを回すのではなく、レンズ側を回した方が傷つけにくいかもしれません。 - ブロアやクリーニングシートで、組み立て時に、ホコリを残さないように慎重に行う。
(今回、何度も組み立てては外して清掃を繰り返しました。)
こんな感じで、素人の私でもカビ取りくらいは出来ましたが、終わってみれば、微妙に小さいホコリが残っていたり 、フキムラが残っていたりで、素人ぶりな清掃になりました。 しかし、レンズが綺麗になるのは、気持いいものですね。 クセになりそう(^^;)
今日は、1日中強い雨の日でしたので、早速、家の中で、花を試し撮りです。
露出は、調整する必要がありますが、¥3800円で買った元は取れたかな?
今年のGWは晴れそうなので、次回は、外で撮ってみようか思ってます。
コメント
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