通常、メーカーオプションやディーラーオプションで購入したナビは、安全走行のため、走行中にテレビやDVDが視聴出来ないようになっています。
サイドブレーキと車速パルスの両方のセンサーで判断しているので、それぞれを誤魔化すことで視聴可能となりますが、今回、下記の商品を購入して取り付けてみました。
購入した物は、NHZN-W59G対応のものなので、TV-010になります。
購入の際に、車種名やナビの情報を伝えておくと、ショップ側で親切な解説書が同封されてきます。
作業では、まず、バッテリーを外します。
バッテリーを外す前に、スライドドアやウィンドーを全閉にしておいた方が良さそうです。
トランクの室内にあるバッテリーカバーを外し、ナットを緩めて、マイナス端子を外します。
(外した後は、簡単に触れないように固定しましょう)
次に、助手席側のグローブボックスを開け、下記の場所にマスキングテープを傷防止のために貼ります。これはお好みで。
先ほど、マスキングした右下(パネルの左下)に少し凹んだ窪みがあるので、そこを利用してリムーバーでテコのようにゆっくりとツメを外していきます。
(最初が固いので、少し力がいるかも)
また、まだコネクタが繋がっているので、手前方向に勢い余って外さないように注意です。
パネルのツメがはずれたら、シートベルトとハザードのコネクタが接続されているので、この二つを外します。↓
残っているパネルを、ツメを外して外します。
その後、左右2カ所(合計4カ所)のボルトを外します。ビスを下に落とさないように磁石付きのドライバーで外した方が良いでしょう。
(作業してて、写真撮るの忘れた ^^;)
ボルトが外れると、そのままナビを手前側に引いてやると簡単に引き出すことが出来ます。
いよいよ、TVハーネスキット(TV-010)を装着するわけですが、どのコネクタに付けたら良いのか分からず、しばらく時間を費やしました。
今回、取り付けるコネクタ配線とほぼ同じ色を使っている5ピンのコネクタを探すと良いかと思います。
また、肝心な写真を取り忘れたのですが、私の場合、ほぼ中央の下側の5ピンコネクタでした。
その5ピンコネクタを外し、TVハーネスキットを間に入れて、再度接続。
さらに緑色のアース線をナビ側面のボルトに挟み込み。
後は、外してきた逆の手順で、取り付けていきます。
最後に、バッテリのマイナス端子を接続するのを忘れないように!
ここで、アホ話になってしまうのですが、バッテリを外した後にトランクを閉めてしまうと、開かなくなってしまい、室内からのバッテリ端子戻し作業になってしまったのです。(^_^;)
作業が全て終了した後、すぐに試験運転してみたところ、バッテリを外したので、車内の時計とナビの設定の一部が初期値に戻ってしまいましたが、スライドドアやウィンドー、その他計器類は影響ありませんでした。
肝心の走行中のテレビ視聴は、バッチリ映りました!
作業時間は、パネルの外し方とコネクタ配線に手間取ったので1時間ほどかかりましたが、わかっていれば15〜20分程度で出来そうです。